マンション間取り:ぱっと見でわかる良い間取りの見分け方

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こんにちは、ねぎ子です。

マンションの間取りにおいて、

良い間取り(住みやすい間取り)とはどんな間取りでしょうか。

住んでみないとわからない?それはそうだけど引越しにはお金がかかりますので、住む前に見分けたいですよね。

今日はものすごく簡単に

「住みやすい(可能性が高い)間取り」

をぱっと見分ける方法をお知らせしますね。

今回の見分け方は特にファミリー向けマンションを狙っている方に有効ですよ。

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横長か正方形に近い間取りを狙うべし!

あーもう書いちゃいました。

間取り図を見たときに横長もしくは正方形に近い間取りを見かけたら

良い間取りかもアンテナビビビっ!

と立ててください。

理由を説明していきますね。

理由その1 採光が取れる

例えばこの2つの形。間取り図だと思ってください。

また、角部屋ではなくて両隣にも住居がある中部屋だとします。

間取り図ではほぼ100%、採光部が下を向いています。

青い部分が採光部ですが、横長の方が採光面積が広いです。

    

上の辺にも採光部が取れますが、北向きだったり西向きだったりして、少し暗くなります。

理由その2 廊下が短くなり有効面積が増える

これは細長い間取りと正方形に近い間取りとの比較になります。

細長い間取りだとどうしても廊下が長くなります。

廊下が長くなると居室として使える面積が減ってしまいます。

  

理由3 1部屋1部屋が正方形に近い形になる

最後に1部屋1部屋の形の話です。

縦長の間取りだと廊下の両脇に部屋を配置せざるを得ず、部屋の形が縦長になりがちです。

縦長の部屋って家具の配置が難しく、

「ベッド置いて、机を置くと、、、クローゼット開かない??」

ということも。

一方横長もしくは正方形に近い間取りだと部屋の形も正方形に近くなります。

 

実例をどうぞ

では実例で見てみましょう。

横長間取り

出典:【公式HP】ヴェレーナシティ西新井

洋室1、これがマスターベッドルームになりそうですが正方形に近く、無駄な凹凸がないよい形ですね。

洋室(1)(2)ともに採光が十分取れています。

洋室(3)は少し窓が小さいですが、リビングダイニングとつなげて使うことが多いと考えれば問題ないでしょう。

玄関もポーチがありよいですね。

縦長間取り

一方縦長間取りの例です。

出典:【公式】ルピアコート稲毛HPに筆者加筆

間取り図上の廊下は短いんですが、オレンジの点線で「回遊導線」というものがあります。

この洗面室とキッチンが直結する間取り好きなんですが、よく見てください。

この「回遊導線」、部屋の中で通路として使われる「隠れ廊下」です。

よってリビングダイニングキッチンのうち、空間が有効に使えるのは黄色枠の部分だけです。

実質4畳くらいでしょうか。

カウンターで食事しないとダイニングテーブルは置けないでしょうね。

ウォールドアを開ければ、十分リビングとして使えます。

しかし「3LDK」と思って住むと住みにくいと感じると思います。

横長間取りは価格が高くなりがち

ここまで横長、正方形間取りの良いところばかりをあげました。

しかし最大のデメリットは価格が高くなりがちなところ。

マンションの開発業者の立場で考えてみてください。

土地が手に入ったら

なるべく南に近い方角の部屋を増やしたい

と思うわけです。

南向きは人気ですし、高く売れますからね。

そうしたら、南の方角に向けて板状のマンションを作って、それを金太郎飴のように細切れに切った住居割りにしたほうがコスト効率がいいんです。

これを横長にすると西向きと東向きの2パターンができたりと、割り方が難しくなります。

まとめ:横長間取りに注目&縦長すぎ間取りに注意

そんなコスト上の理由から今の新築マンションはタワーマンションを除けば9割縦長です。

横長間取りは貴重な存在なので見つけたときは注目してみてください。

また縦長=住みにくいではありませんが、あまりにも細長すぎる間取りは部屋も細くなり使い勝手が悪いです。

縦長すぎる間取りは「うなぎの寝床」なんて呼ばれてますよ。

そんな間取りは要注意です。

それでは~

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