こんにちは、ねぎ子です。
私はマンションのモデルルームが大好きです。
インテリアがやっぱりステキだし、
間取り図と見比べながら、自分だったどこに家具を置こうか~♪♪と
想像するのもまた良いです!
さて、なぜマンションの販売会社がモデルルームをコストを掛けて用意しているかというと、
もちろん
マンションを買ってもらうため
です。あったりまえ。
モデルルームにはわれわれを
ステキなマンション!買いたい!
と思わせるような仕掛けが沢山あります。
基本的には
- 広く見せる
- 豪華に見せる
の2つのための工夫。
モデルルーム好きねぎ子が、モデルルーム見学のときに注意しておかないといけないポイントをいくつかお伝えします!
1 そもそも一番広い部屋がモデルルームになっている
タワーマンションなど、部屋数が多いマンションであればモデルルームが複数あることもあります。
しかし、部屋数が少ないマンションでは一番広いタイプの部屋がモデルルームとなっていることが一般的です。
あたり前といえばあたり前ですが、新築マンションではモデルルームしか部屋を見られないのでどうしてもそのイメージが頭に残ります。
初めて購入した部屋に入る内覧会の際に
あれ?思ったより狭い・・
と思うことは、あるあるです。
2 部屋数を少なくして広く見せている
広く見せるための工夫。
その1つが思い切って部屋を1つ減らしてしまっているという事例。
たとえば。。本来はこんな感じのよくありがちなタイプの間取り
これの中和室を取っ払ってしまいますと
リビングダイニングがとても広くなってしまいました!!
これ、部屋に入ったときに「広い!」と錯覚してしまうんですね。
一般客が購入するときも同じような設計変更は可能ですが、設計変更費用がかかります。
また、あまり一般的でない間取りになっていることもあり、同じように設計変更してしまうと売却時に買い手が見つかりにくいリスクもあります。
3 引き戸がガラスタイプになっている
これも広く見せるための工夫です。
部屋の仕切りの引き戸を木製の扉であるところ、ガラスタイプにします。
↓こんな感じの
そうすると奥の部屋が見えるので部屋が広く感じます。
これ、実際に購入後に変更しようと思うと、目玉が飛びでる見積もりが出ます。
特にアルミ枠は大変高いです。
4 家具が豪華で一回り小さい
モデルルームではプロのインテリアコーディネータが部屋を最大限、豪華に見せる工夫をしています。実際良い家具を置いています。
一方、サイズは一般的な家具より少し小さくなっていることがあります。
大型であるテレビを置いていないこともあります。
感覚だけで「広い!!」と思わずに、メジャーを持参したり図面を見たり、
数値で冷静に判断するようにしたいです。
5 実際に生活するよりモノが断然少ない
モデルルームでは実際に生活に必要な量のモノはありません。
たとえばクローゼットにかかっている服はスカスカですし、食器棚もスカスカ。
生活感のあるこまごましたものもありません。
実際の生活よりは部屋が広く見えます。
6 オプションフル装備
これはモデルルームに行くとすぐ気づくと思いますが、
オプションがこれでもか!というくらい盛られています。
エコカラットにキッチンの装備、ダウンライトなどなど。
オプションとわかるようにはなっており、営業の方も「これはオプションです」と言ってくれます。しかし
オプションがなかったらどうなるか想像してみよう
となってもなかなか無理な話・・・
本当に難しいです。
まとめ:モデルルームは最大スペックの状態と心得よ
モデルルームはお客に良い印象を与えるよう、長年の工夫が凝らされています。
今回挙げたもの以外にも気づいていない工夫が沢山あると思います。
われわれを騙そうとしている!と恐れる必要はありませんが、
豪華に広く見せようと思っているんだな、と心得て見学をするだけで、冷静な判断ができると思いますよ。
それでは~
にほんブログ村に参加しています